地域校の支援学級に進学するとずっと考えていたが、見学に行き、説明を受け、心が拒絶した。支援学級で悪いところを治し、普通学級に戻るのが目標、と主任のような先生から言われたからだ。
我が子は知的障害があり、治るものでもないし、なんだかすごくショックだった。支援級の中でも知的障害のクラスは大変、とも言ってた。うちの子が知的障害があるとは知らなかったとしても、かなりヒドイ。
一緒に来てた軽度のアスペルガーの子の保護者は、支援級のイメージがよくなった、と喜んでいたので、感じ方は人それぞれなんだと思った。
そんなこんなで支援学校を選び、娘にも合っていたようで毎日楽しそうに通っている。見学に行ってほんとによかった。
百聞は一見にしかず。
支援学校は算数や国語の時間はあるけれど、週に3、4時間とすごく少ない。その代わり、自立活動や生活単元がたくさんあり、バスの乗り方も実際に乗車するかたちで授業として教えてもらえるし、給食の準備や掃除の時間も授業として成り立っており、普段生活する上で必要なことを毎日丁寧に取り組める。
健常の子との関わりが少ないから、寂しい面もあるし、良い刺激をもらえる機会がないのは残念だけど、私が選んだのは支援学校です。
見学は絶対に行くべきです。